普段は家具やカフェブースとして使用しているつな木を、緊急時には仮設医療ブースに変形することができます。コロナ感染者用の病床確保対策として利用できます。
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栃木県の足利赤十字病院にて、病院関係者も含めたトライアル(実証実験)を実施しました。病院関係者、Lab、共同開発企業が協力して仮設医療ブース4基の組み立てを行い、完成後には様々な立場の医療従事者による検証や意見交換、実際の使い方のシミュレーションが行われました。
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つな木の特徴は、どこでも入手できる木材を使い、扱いが簡単なクランプを用い、誰でも簡単に組み立てができること。さらにキャスターがついているのでどこでも移動できること。加えて組み立ての自由度が高くつなぎ方を変えることで「組み換え」ができることです。
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トライアルでは2基の医療ブースの部材とクランプを用い、日常的に使用できるカフェブース、机、ベンチを組み換えを行いました。