遊休地をいかして地域の資源や食、人材の新しい関係性をさがす取り組みを行いました。つな木のシステムを活かしたカタチ「つな木ドーム」づくりに挑戦しました。
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北海道帯広市の郊外、ポロシリ自然公園内に実験的に設営された仮設施設。自然豊かな遊休地の魅力を再発見し、地方創生や森林資源の循環を目的とした「テント以上建築未満」の木質ドームを構想しました。
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「つな木」を用い、45角の木材で構成された1種類の三角形ユニットの組み合わせにより、わずか1日という短時間で組立てることを実証しました。木材の靭性に着目し、木材の「たわみ、ねじれる」性質を活用することで、木材に特殊な加工を施すことなく、構造的に安定したドーム形状を構成しました。
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アウトドアでのグランピング等の機能に加え、昨今のコロナ禍を考慮した屋外での会議などのビジネスでの利用などの実証実験を経て、全国へと水平展開していくことを目標としています。