木材利用が花粉症対策やカーボンニュートラルへの貢献、SDGs の取り組みや自然災害防止につながることを多くの人に知ってもらうためのイベントが東京の丸の内ビルで開催され、つな木を主体とした展示及び空間演出が行われました。
日建設計|Nikken Wood Labが手掛けたつな木による木質空間のデザインでは、木に関係する展示のほか、セミナーやライブ、木育ワークショップなどが開かれ、参加者に木のよさを五感を通して伝える機会となりました。
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実際に見て、触れて、感じる木質空間をイベントスペース内に再現。オフィス、住宅、木育、飲食などシーンごとの空間事例を展開し、五感で感じる、ワクワク感を演出しています。多様な分野の木造建築物の先進例をパネル・映像・模型展示等でも紹介しました。
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スギの規格材を使用した「都市のビルに里山がやってくる」がテーマの展示空間と多彩な木製家具や製品、国産材楽器ライブ、セミナー、木育ワークショップを開催。また少花粉杉の苗木や丸太のベンチなどを活用することで、木を用いた多彩な空間演出をデザインしました。
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木を使うことで、社会課題の解決を目指す活動“ウッドデザイン”。イベントを主催した一般社団法人日本ウッドデザイン協会は、木のよさや価値を、デザインの力で再構築して、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰しており、そのコンセプトとつな木の木質空間デザインが合致した展示となりました。
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イベントでは、様々な吊りものやパネルの掲示等の多様な要望があるため、3Dプリント技術を用いて、それらに対応できるアタッチメントの研究開発の進めており、部分的に実装しました。